LAPIS 展覧会を終えて


「LAPIS・MOTION IN THE SILENCE」の出版を記念した展覧会、おかげさまで無事に会期を終える事ができました。
4月に京都のHedgehog Books and Gallery、6月に東京のHobonichiのTOBICHI2、という2カ所での開催でした。展覧会にご協力頂いたみなさん、そしてご来場頂いたみなさん、本当にありがとうございました。

「LAPIS」という、僕が今まで発表してきたものとは少し違った空気を持った作品たちが、どんな風に受け入れられるか、そんな事をある意味では問いかけるような展覧会になるんだろうなぁと考えていました。それもあって、今回はホームギャラリーのHedgehogだけではなく、ぜひ関東でも開催したいと考えていた中、ほぼ日刊イトイ新聞のみなさんのご協力のおかげで、南青山のTOBICHI2での開催が実現したのは本当に幸運でした。
そして、とてもありがたい事に、おかげさまで本当に大勢の方々が連日会場へと足を運んでくれました。あの小さな空間が満員になってしまい色々と不便があったかもしれないのに、みなさん静かに、そして熱いまなざしを作品に向け続けてくれていた事に、僕自身とても感動しました。展覧会というのはお客さんも一緒に作っていく空間なんだなあと、あらためて感じさせてもらえた本当に良い展覧会だったと思っています。みなさん、どうもありがとう。

また、展覧会に合わせて、ほぼ日でインタビュー連載 ”僕は「絵描き」になった。” を掲載して頂いたのも、とてもありがたい出来事でした。今まで絵や自分について言葉にするという事をあまりやってこなかった僕ですが、とても素直な気持ちで色々とお話しさせてもらえて、それが多くの方々に読んでもらえた事がとても嬉しかったです。

あとTOBICHI2の会期中には、会場で作品の公開制作、なんていう事も企画して頂きました。人前で絵を描くのは初めてだったのでとてもドギマギしました。絵を描いてるところ、なんてとくに僕なんかはチビチビ描く大変地味な作業が続きますので、はたして観客に楽しんでもらえてたのかは定かではありませんが、なんとか期間中に作品も完成できたのでとりあえずは良しとします。描いた絵はTOBICHI2がモチーフになっています。

今回、この連作を描き、画集にし、展覧会を開催した事は、僕にとってこの数年で一番の冒険でした。今までただの壁だった所に「LAPIS」という新しい扉を作ったら、そこから思いがけずたくさんの人が訪ねてきてくれた。そういう経験でした。本当に嬉しかったです。

Hedgehog Books and Gallery
ほぼ日刊イトイ新聞
TOBICHI

 

ほぼ日刊イトイ新聞、junaidaのコンテンツ

僕は「絵描き」になった。

ただいま製作中!2015.6.5
ただいま製作中!2015.6.9
ただいま製作中!2015.6.10
ただいま製作中!2015.6.10
ただいま製作中!2015.6.10
ただいま製作中!2015.6.10
ただいま製作中!2015.6.10
ただいま製作中!2015.6.11
ただいま製作中!2015.6.11
ただいま製作中!2015.6.12
ただいま製作中!2015.6.13
ただいま製作中!2015.6.13
ただいま製作中!2015.6.13
ただいま製作中!2015.6.13
ただいま製作中!2015.6.14
ただいま製作中!2015.6.14
ただいま製作中!2015.6.14

いまのTOBICHI 2015.6.10
いまのTOBICHI 2015.6.10
いまのTOBICHI 2015.6.10
いまのTOBICHI 2015.6.11
いまのTOBICHI 2015.6.11
いまのTOBICHI 2015.6.12
いまのTOBICHI 2015.6.12
いまのTOBICHI 2015.6.12
いまのTOBICHI 2015.6.13
いまのTOBICHI 2015.6.15

 

「LAPIS・MOTION IN THE SILENCE」at Hedgehog Books and Gallery. 2015.4.18—5.5















 

 

「LAPIS・MOTION IN THE SILENCE」at HobonichiのTOBICHI2. 2015.6.10—6.14

TOBICHI2のサブちゃんとかまど。


TOBICHI2の裏には素敵なお墓があって、そこで休憩するのが密かな楽しみでした。







レ・ロマネスクのTOBIさんがサプライズで遊びにきてくれました。だいすきなんです。とっても嬉しかったです。




ブイヨンも何度も遊びに来てくれましたね。