THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS


THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS
その変化に 終わりはなく 始まりもなかった

柔らくて、硬く、重たくて、軽やか。
裏返り、ねじれ、そしてまた、何事もなかったように解き放たれる。
風に舞い、予測できない形の変化を繰り返す「布」の動き。
その不思議な魅力を描くことで、そこにある空気や風、重力のようなものまでも表現してみたい、 そんな思いに没頭し、
作画から製本まで約2年間にわたり制作してきた最新作がついに完成しました。


 
 
THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS
著者:junaida
仕様:226×306×15mm:カラー72P:ハードカバー
発行・販売:Hedgehog Books
ISBN 978-4-909295-00-2

表紙にはクッション素材のハードカバーを使用し、フルカラー印刷に対応した特殊なクロス紙を施すことにより、
本を手にした時に布の質感や柔らかさが感じとれる特別な装丁になっています。
手にとって楽しんでもらえたら嬉しいです。

Hedgehog オンラインショップ
Hedgehog Books and Gallery

 

THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS 出版記念展

新刊の発売と、展覧会開催のお知らせです。

およそ2年ぶりとなる画集「THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS」が、Hedgehog Booksより刊行になります。

前作「LAPIS・MOTION IN THE SILENCE」以降に取り組み始めたこのENDLESSシリーズの根底にあったのは、どこまでも自由に変化する「布」の動き、その不思議な魅力でした。
風に舞う布を見ていると、その予測できない形の変化は、どこまでも終わりがなく、またどこから始まったのかも定かでないように思えてきます。
柔らくて、硬く、重たくて、軽やか。裏返り、ねじれ、そしてまた、何事もなかったように解き放たれる。
その形の不思議や変化を描くことで、そこにある空気や風、重力のようなものまでも表現してみたい、そんな思いで筆をとり、最終的には33点の連作となりました。

この連作を1冊にまとめた画集「THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS」は、前作同様、製本における全ての工程に関わることで、
本という形をした第2の作品として、自分にとっては絵を描くのと同じ意味合いを持って製作したものです。
今回も職人さんたちには随分と無茶をお願いしましたが、おかげさまで個性的な装丁を含め、イメージしていた以上に素晴らしい画集になったと思っています。
今は早く皆さんのお手元に届けたいという思いでいっぱいです。

そして、この画集の刊行を記念した展覧会を、東京と京都の2カ所で開催します。
会場は2年前のLAPIS展の時にもお世話になったほぼ日のTOBICHI2(東京・青山)。再びこの場所で展覧会ができることをとても嬉しく思っています。
そしてその後、僕が代表を務めるHedgehog Books and Gallery(京都)にて巡回展を行います。

会期中は画集の販売、原画の展示はもちろんのこと、新作グッズの販売や会場限定の特典、イベントなども予定しています。
とくに、原画展示の機会はあまり多くありませんので、この機会にぜひ原画を実際に目にしていただけると、作者としては大変嬉しく思います。
みなさまお誘い合わせの上ぜひご来場ください。

 

junaida 「THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS」出版記念展

HOBONICHIのTOBICHI2
 2017年9月7日〜9月18日(会期中無休)11:00~19:00

Hedgehog Books and Gallery
 2017年9月23日〜10月9日(会期中木曜休)13:00~19:00

noid HUBBLE


金沢のオルタナポップバンドnoidの3rdアルバム「HUBBLE」。
ジャケットデザインを担当させていただきました。

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