ほぼ日手帳2017

ほぼ日刊イトイ新聞」が16年にわたり製作してきたLIFEのBOOK「ほぼ日手帳」。
9月1日より2017年版が発売になり、このたび junaidaは「オリジナル」と「weeks」の2種類で参加させて頂きました。

「オリジナル」は「LAPIS MOTION IN THE SILENCE」から表紙の絵を、
「weeks」には未発表の連作「ENDLESS」から絵を選びました。
どちらも上品な雰囲気のある、本当に素敵な手帳に仕上げて頂きました。

また、手帳本体の各ページにある「日々の言葉」にも、
過去のインタビューから抜粋された文章が載っています。
英語版の手帳「Planner」にも載っていますので、よかったら探してみてください。

手帳って、作ったところが終わりじゃなくて、
手にした人がそれぞれ、そこから違った使い方をされていくものなので、
ひとつひとつの手帳が進んでいくであろう道のりを想像するだけで、なんだかワクワクしてきます。
毎日楽しんで使ってもらえたら嬉しいです。

ご購入は、ほぼ日ストアや全国のLOFTなどでお求めいただけます。
junaidaの手帳2種は Hedgehog Books and Gallery でも取り扱っています。

ほぼ日手帳2017
HOBONICHI TECHO – ENGLISH SITE
Hedgehog Books and Gallery





2016 カレンダーポスター

 

2016年のjunaidaカレンダーポスターが刷り上がりました。今回は音楽家たちがモチーフになっています。

Hedeghog Books and Galleryの店頭、およびオンラインショップで購入可能です。
数に限りがありますのでどうぞお早めに。

そして今回写真で使用しているこのカッコイイ吊り下げ式のポスターフレームも、今後ご購入いただけます。
Hedgehogのプロダクト部門「THREE TREES FACTORY」の新作で「HANGING POSTER FRAME A2」という商品です。
こちらもHedgehog店頭およびオンラインショップでお求めいただけますので、ぜひチェックしてみてください。

Hedgehog Online shop

IHATOVO・02 原画展開催

宮澤賢治の多種多様な童話や詩の断片を描いたIHATOVOシリーズ、第2巻が完成しました。
ほんとうはもっと早くにこの2巻も出版するつもりだったのに、気づけば第1巻の発売から2年もたってしまいました。ようやく続編をお届けできることをとても嬉しく思っています。
今回も、宮澤文学からイメージを広げて描いた絵が22編収録されています。選んだ文章や言葉は、自分にとって本当に魅力のあるものばかりです。読者のひとりとして自分がその文章から受けた輝きというか、灯りのような感覚を、少しでも絵で表現できればと思いながら描きました。
また、本日よりHedgehog Books and Galleryの店頭、およびオンラインショップでの取扱いが開始しています。是非ご利用ください。


宮澤賢治の世界を描く。物語のはじまりも 終わりもない本。

IHATOVO(イーハトーボ)・02

・著者:junaida
・オールカラー
・56ページ
・ハードカバー
・サイズ:297×220mm
・定価:2200円(税別)
・サンリード刊
・ISBN  978-4-914985-59-2

株式会社サンリード
〒520-0004 滋賀県大津市見世一丁目711-1 TEL077-526-7757

収録作品
・貝の火・風野又三郎・雁の童子・黄いろのトマト・グスコーブドリの伝記・小岩井農場・さるのこしかけ・十月の末・生徒諸君に寄せる・注文の多い料理店・どんぐりと山猫・猫の事務所・ひかりの素足・ひのきとひなげし・氷河鼠の毛皮・北守将軍と三人兄弟の医者・ポラーノの広場・祭の晩・マリヴロンと少女・山の晨明に関する童話風の構想・よだかの星・竜と詩人

 

そして、この「IHATOVO・02」原画展を、Hedgehog Books and Galleryで開催する事が決定しました。皆様のご来場、心よりお待ちしております。

「IHATOVO・02」junaida Exhibition at Hedgehog Books and Gallery.
・会場:Hedgehog Books and Gallery
・会期:2015年 7月17日(金)〜 8月2日(日)
・営業時間:12:00〜19:00 ※木曜定休

 



  













LAPIS オンラインショップで取扱い開始

junaida最新作、画集「LAPIS・MOTION IN THE SILENCE」
Hedgehogオンラインショップでの取り扱いが開始しました。他にも新作グッズなど入荷しています。ぜひご利用ください。

Hedgehog Online Shop

LAPIS・MOTION IN THE SILENCE

鉱石に潜む 静寂と躍動を描いた連作「LAPIS・MOTION IN THE SILENCE」。
瞬間の世界ではとどまっているのかも知れない鉱石も、宇宙的な時間世界では流動しているに違いない。物言わぬ鉱石の静寂、そしてその中から湧き出て来る静かな躍動感というものを絵にしたい、そういう思いで描いた連作です。
2013年から制作し続けてきたこの連作が、この度、ようやく画集となってHedgehog Booksより刊行されました。言葉はなく、暗闇に光る鉱石をモチーフとした絵がページをめくるごとに繰り返されていきます。展覧会で作品をひとつひとつ鑑賞していくように、そしてその展覧会を1冊の本という形で手元に置けるように、そういうイメージで作った本です。
この本は、企画から構成、編集、デザイン、印刷にいたるまで、すべての工程に自分でも関わって作った特別な本です。印刷で特にこだわったのは、絵の色味はもちろん、とにかく気持ちの良い「黒」を探す作業でした。ひとくちに「黒」と言っても、その色の深さや、赤っぽい黒、青っぽい黒など、様々な「黒」というものがあります。何度も試行錯誤を繰り返し、最終的には印刷屋さんもこれが限界という所まで付き合ってくれたおかげで、理想の「黒」にたどり着く事ができました。

紙質についても、この連作のベースとなる深い「黒」と、鉱石の放つ様々な「光」を表現するために、いつも使用してきたマットな手触りの紙ではなく、より表現力の高い艶やかな紙を今回は採用しました。また、インクの粒子量など、細部にいたるまで印刷屋さんと調整しながら作った甲斐あって、輝く鉱石が本の中に実在しているかのような存在感が表現ができて、とても満足のいく仕上がりになりました。




lapisbook_07

ハードカバーは一般書籍に使われるものよりも分厚いものを使用したので、どっしりとした存在感があります。さらにその上にヴェルベットという加工を施したことで、しっとりとした革のような手触りになっていて、この連作を表現するのにふさわしい高級感のある仕上がりになっていると思います。ぜひ実際に手にとって感触を確かめてもらいたいです。

この本を作る上で、学んだ事や、考えたり感じたりした事がたくさんありました。こうやって完成した本を見て今感じているのは、これからは絵を描く時のように、ひとつの作品を作る感覚で「本」というものを作っていけたら、という思いです。この本をそういう感覚で作る事が出来た今、なんだかこの先の自分にとってはそれが一番良い事なんじゃないかと感じています。絵を描く上でもたくさんの挑戦をした作品たちでしたが、こうやって本という形になった事で、次の新しい挑戦の方向を照らしてくれているような気がします。

「LAPIS・MOTION IN THE SILENCE」
Hardcover / Pages : 60
Format : 300×300×15mm
Publisher : Hedgehog Books, 2015

※4月18日よりHedgehog Books and Galleryで開催中の「LAPIS・MOTION IN THE SILENCE 出版記念展」会場で発売中です。オンラインショップでは会期終了後、準備が整い次第取扱いが開始される予定です。