ひと粒のチョコレートに

『ひと粒のチョコレートに』
文 佐藤清隆/絵 junaida
福音館書店

月刊たくさんのふしぎ2021年4月号が装いも新たに単行本化です。
表紙まわりや追加挿絵も新たに描きおろしました。

祖父江慎さん+志間かれんさん(cozfish)のブックデザインも素敵で可愛いです。
今回はチョコのパッケージみたいな本にしたくて色々と工夫しました。

なんとカバーは銀紙(コズピカ!)にプリントしていて、あちこちきらめいています。
そしてそのカバーをはずすとまるで板チョコのような、これまた美味しそうな本体があらわれます。
さらにカバーの袖を点線で折ってくるみなおすと本がチョコのパッケージに大変身。
甘くて美味しそうな本になりました。
ぜひ遊んでみてくださいね。

junaida展「IMAGINARIUM」佐倉市立美術館

昨年、東京立川で開催されたjunaida初の大規模展「IMAGINARIUM」が、2023年夏、佐倉市立美術館(千葉県)へ巡回します。
東京会場では大きな楕円の広間を活かした空間構成でしたが、今回は上下2フロアに大きく分かれた構成で、前回とはまた一味違う感覚で楽しんでもらえるのではと思っています。
今のところ、関東地方での巡回展は今回が見納めとなりそうです。この機会をどうぞお見逃しなく。
みなさんのご来場お待ちしています。

junaida展「IMAGINARIUM」

佐倉市立美術館
2023年8月5日-9月24日
月曜休館(9月18日月曜開館/9月19日火曜休館)

ひみつストレンジャー

スピッツの草野マサムネさんと作った新しい本『ひみつストレンジャー』が角川春樹事務所より刊行されました。
この本は、スピッツの17枚目のニューアルバム『ひみつスタジオ』に収録された13曲全歌詞と共に13編の絵物語が描かれた、例えるなら読むMVのような本です。
大好きなスピッツの4人のおかげで、僕だけでは絶対に辿り着けなかっただろう豊かな本になりました。
静かにゆっくり読んだり、アルバムを聴きながら読んだり、色んな楽しみ方をしてもらえたら嬉しいです。

毒も癒しも真心込めて
歌画本『ひみつストレンジャー』
詞・草野マサムネ 絵・junaida

スピッツ17thアルバム『ひみつスタジオ』13曲全歌詞から浮かび上がる13編の絵物語
『ひみつストレンジャー』特設サイト
『ひみつスタジオ』特設サイト

 

ジュナイダさんは画家だけどバンドマンのような方で、
違う個性のミュージシャンがセッションする時のワクワク感がありました。
スピッツの歌詞から導き出された、新しい世界を旅していただけると思います!
草野マサムネ

 

絵筆で草野さんの詞を奏でたい。物語でスピッツを鳴り響かせたい。
僕の内なるロック少年がそうささやいたんです。
junaida

ここはおうち

詩人の谷川俊太郎さんと一緒に作った絵本『ここはおうち』がBlueSheepより4月1日に刊行されます。
谷川さんの言葉に手を引かれて、僕の中の憧れや喜びや幼さがそのまま絵になっていった気がします。
全国の書店等でぜひお求めください。

ブックデザインはコズフィッシュの祖父江慎さんと藤井瑶さんが担当してくれました。
本の中の絵と言葉を使った素敵な広告も数種類作ってもらっています。