代官山蔦屋書店10周年記念 junaidaフェア【十の複製画】


代官山蔦屋書店の10周年を記念して、junaidaフェア【十の複製画】が11月16日から12月28日まで開催されます。
オフィシャルグッズの販売はもちろん、10周年にちなんで特別に製作した10種類の複製画の受注販売、コズフィッシュとのトークイベントなど、あれこれ盛りだくさんです。
複製画は代官山蔦屋書店の店頭およびオンラインストアから会期中ご予約いただけます。この機会にぜひ。

・代官山蔦屋書店10周年記念 junaidaフェア【十の複製画











graniph×junaida

graniphとのコラボアイテム全8種が発売されました。
全国のgraniph店頭およびオンラインストアでお求めいただけます。
ぜひ。

・graniph/ junaida collaboration

街どろぼう

junaidaの新作絵本『街どろぼう』が、福音館書店から7月7日に刊行されました。
今回は巨人が主人公の小さな物語です。
前作に引き続きコズフィッシュの祖父江慎さんと藤井瑶さんと一緒に、本のサイズや質感など、ブックデザインにも色んな思いを込めて作りました。
全国の書店等で手に取ってもらえたら嬉しいです。
 

『街どろぼう』
Hardcover / 31 pages
20×15cm
Artist: junaida
Book design: 祖父江慎+藤井瑶(cozfish)
Publisher: 福音館書店
ISBN: 978-4-8340-8622-5

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福音館書店 junaida特集ページ『junaida絵本地図』

Hedgehog Books and Gallery 閉店のお知らせ

「Hedgehog Books and Gallery」は、6月11日に11周年をむかえるとともに、この日をもって店舗の営業を終了することにしました。
今後は「Hedgehog Books」として、引き続き本の出版やグッズ製作を中心に、オンラインショップをベースに活動していきます。

2010年に店舗をオープンしてから11年、最初はわからないことだらけでしたが、色々と試行錯誤しながら、自分たちの成長に合わせてHedgehogもどんどん変化していきました。
その変化の先にある自分たちの未来を思い描いたとき、店舗としてのHedgehogはその役目を終え、次のステップへと進むときが来たのではないか、10周年をむかえる少し前あたりから、そう感じはじめたことが閉店の主な理由です。

今はこういうご時世ですし、コロナで潰れちゃったかーと思われる方もいるかもしれませんが、ありがたいことに、具体的に何かどうしてもやめざるを得ない理由があったからではなく、僕らにとっては新しい形でさらに前進していくための、すごく前向きな変化のひとつとしての選択なので、どうかご心配なく。

しいて心残りを言うなら、本当は最後に締めの展覧会を盛大にできたらよかったのですが、そのためにみなさんにご来店をお願いするような状況でもなく、静かに店を閉じることになったのは、少しだけ残念です。

とは言え、これまで店舗をご利用くださったみなさんのおかげで、こんな時代にあっても、こうやって自分たちの進む先を自分たちで選択できる僕らは幸せものだなぁと感じています。本当に感謝ばかりです。

これだけの年月を過ごしてきた店舗は、僕らにとって、もはやただの場所ではなく、共に活動してきた仲間のひとりのようなものなので、正直に言えばとてもさみしい気持ちもあります。けれど、それと同時にまだ見ぬ未来のHedgehogにワクワクしている気持ちも大きいのです。この気持ちを大切に、そしてその気持ちの向く先へ、僕らは進んでいこうと思っています。

まだまだ伝えたいことはたくさんありますが、これまでギャラリーで素敵な展示をしてくださったアーティストのみなさん、本当にありがとうございました。同じ場所にある、かもがわカフェとストックルームには何から何までお世話になりっぱなしでした。なによりこれまでお店に足を運んでくださったみなさんにも心からお礼申し上げます。
11年間、本当にありがとうございました。これからのHedgehogもどうぞよろしくお願いいたします。

Hedgehog Books
junaida

UNDARKNESS


~ 闇が 眩しい ~

junaidaの最新画集『UNDARKNESS』が、2021年2月、Hedgehog Booksより刊行されます。
画集としては2017年の『THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS』以来、約4年ぶりです。

『UNDARKNESS』は、僕のダークサイドをいっぱいに広げて描いた連作です。
自分の内面に目を向けるとき、そこには深い闇の存在をはっきりと感じることができます。姿かたちは掴みどころなく、あまりに色濃いその闇は、ときに眩しいとさえ感じるほどです。
けれど、目をこらしてその闇をじっと見続けていくうちに、時折、暗闇の世界に瞬く、微かな光の存在も、同時に感じるようになりました。
完全な闇の中でも、完全な光の中でも、自分は何も見ることができない。そのことに気がついたとき、この『UNDARKNESS』というタイトルが浮かび上がってきました。

UNDARKNESS 特設サイト
 

本画集は、ふたりの画家、ヒグチユウコとjunaidaが、それぞれのダークサイドにフォーカスした画集を、それぞれのギャラリーから出版するというコンセプトのもと制作されました。
ボリス文庫からはヒグチさんの『Fear』、Hedgehog Booksからはjunaidaの『UNDARKNESS』、同じテーマでも全く違う空気をまとったふたつの画集が、同時刊行されます。
どちらの画集も、ブックデザイナーの名久井直子さんが装丁を担当してくださり、同じフォーマットの中で、それぞれの作品の個性を際立たせた素晴らしいデザインに仕上げてくれました。
そして、このふたつの画集の同時刊行を記念した原画展が、東京と京都で開催されます。会場では、原画の展示はもちろん、画集やオフィシャルグッズの販売を行います。
なかなか大声で「来てください」と言えないのがもどかしい時期ですが、無理のない範囲で足を運んでもらえたら嬉しいです。
 

<ご来場の際は、必ず事前に各会場のウェブサイト等をご確認ください>
 

ボリス雑貨店(東京・表参道)
「UNDARKNESS junaida」
 2021年2月26日(金)~4月13日(火)
 ※初日のみ予約制
 

Hedgehog Books and Gallery(京都)
「ヒグチユウコ / Fear」「junaida / UNDARKNESS」
 2021年4月24日(土)~5月5日(水)
 ※全日程予約入替制