ENOMONO・Tonko House × junaida

今回、ほぼ日の企画で、TONKO HOUSEの堤大介さんと素敵なコラボレーションをさせていただきました。
ふたりで一枚ずつ絵を描き、その二枚を並べたときに新しい一枚の絵を完成させようという企画でした。
堤さんの作品は「Night by Night」、僕の作品は「Day by Day」、「夜な夜な」と「日々」という意味のタイトルで、
絵が合わさったときには「Night and Day」、「四六時中」とか「いつでも」という意味のタイトルになりました。
世界中のどこかで絵描きたちは昼も夜も絵を描いていて、それはきっとどこかで繋がっているんだ、というイメージで描いた作品です。

今までTONKO HOUSEもjunaidaも、どちらもオリジナルプロダクトを色々と作ってきたという事もあって、
この企画では、ほぼ日が「ENOMONO」というブランドを新たに立ち上げ、この作品を元にした商品も色々と作ってくれました。
ちなみに絵から生まれる「絵のもの」ということで、「ENOMONO」という名前です。

「ENOMONO」では、完成した絵はもちろん、その制作プロセスも色々と商品化していて、とても面白い企画になりました。
初お披露目となったほぼ日主催のイベント「生活のたのしみ展」では、たくさんのお客さんたちに喜んでもらえて、本当に嬉しかったです。
ご来場いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

もう何年も前になりますが、今でもよく覚えているのは、
堤さんとロバート・コンドウさんがトンコハウスとして最初に作った短編作品「ダムキーパー」を初めて見たときの感動です。
まるでスケッチアートのような暖かい手触り感のある絵柄が生き生きと動きまわり、
美しい色彩や光と影で表現される登場人物たちの心の動き、シンプルでありながら胸にくるストーリー、
どれをとっても本当にすごく新鮮で、見ている間ずっと胸がぎゅーっとなっていました。
そういうわけで今回、いろんなご縁が巡り巡って尊敬するアーティストの堤さんとこんな風に一緒に絵を描くことができたのは、
僕にとって本当に光栄な出来事でした。
これまで絵を描き続けてきて本当によかったなあと思うことができた、実に素晴らしい経験になりました。
これからもまた何か面白いことを「ENOMONO」で出来たらいいなあと強く思っています。

TONKO HOUSE
ほぼ日
ENOMONO

IHATOVO・03 原画展


宮澤賢治が物語の舞台として作り上げた架空の理想郷「イーハトーボ」。
本書は宮澤文学の多種多様な童話や詩の世界をjunaidaが描くIHATOVOシリーズの第3巻です。
今回は「詩」の世界を中心に描いた作品が21編収録されています。

そして、この「IHATOVO・03」原画展を、Hedgehog Books and Galleryで開催する事が決定しました。
皆様のご来場、心よりお待ちしております。

 

「IHATOVO・03」原画展
・会場:Hedgehog Books and Gallery
・会期:2017年 10月21日(土)〜 11月5日(日)
・営業時間:13:00〜19:00 ※木曜定休


IHATOVO(イーハトーボ)・03

・著者:junaida
・オールカラー
・56ページ
・ハードカバー
・サイズ:297×220mm
・定価:2600円(税別)
・サンリード刊
・ISBN 978-4914985608

 

収録作品:
青森挽歌 / 阿耨達池幻想曲 / 雨ニモマケズ / ある恋 / 異途への出発永訣の朝 / オホーツク挽歌 / 薤露青 / 風がおもてで呼んでゐる / 火薬と紙幣 /
告別 / 五輪峠 / 宗教風の恋 / 野の師父 / 東岩手火山 / 火祭 / 風景とオルゴール / 冬と銀河ステーシヨン / 報告 / 星めぐりの歌 / わたくしどもは /








 

THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS 出版記念展終了

ほぼ日のTOBICHI②(東京)でスタートし、その後 Hedgehog Books and Gallery(京都)へと続いて開催された「THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS 出版記念展」は、
おかげさまで全ての会期を無事に終えることができました。
日本全国(海外からも)色んな所からたくさんの方々に足を運んでいただき、とてもとても嬉しかったです。本当にどうもありがとうございました。
自分は幸せ者だなあと、毎日の帰り道でしみじみ感じていたのを思い出します。
東京展では、今回もほぼ日やTOBICHIのみんなに色々と助けてもらったり遊んでもらったりで、本当に毎日楽しく過ごさせていただきました。

語りたいことはたくさんありますが、今回特に印象的だったのは、会場で作品を静かに見つめるみなさんの後ろ姿でした。
まるでENDLESSの住人たちのように、絵を観ているみなさんの背中からも風が吹いてくるような気がして、僕自身、何か大事なものをたくさんもらったような気持ちになりました。
作品をご覧いただいたみなさんも、絵を前にしたときに風のようなふわっとした何かを感じてくれたなら、僕はとても嬉しいです。

ご来場いただいたみなさん、ご協力いただいたみなさん、本当にどうもありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

 

・Hobonichi no TOBICHI②
 7/SEP/2017 – 18/SEP/2017











 

・Hedgehog Books and Gallery
 23/SEP/2017 – 9/OCT/2017











THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS


THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS
その変化に 終わりはなく 始まりもなかった

柔らくて、硬く、重たくて、軽やか。
裏返り、ねじれ、そしてまた、何事もなかったように解き放たれる。
風に舞い、予測できない形の変化を繰り返す「布」の動き。
その不思議な魅力を描くことで、そこにある空気や風、重力のようなものまでも表現してみたい、 そんな思いに没頭し、
作画から製本まで約2年間にわたり制作してきた最新作がついに完成しました。


 
 
THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS
著者:junaida
仕様:226×306×15mm:カラー72P:ハードカバー
発行・販売:Hedgehog Books
ISBN 978-4-909295-00-2

表紙にはクッション素材のハードカバーを使用し、フルカラー印刷に対応した特殊なクロス紙を施すことにより、
本を手にした時に布の質感や柔らかさが感じとれる特別な装丁になっています。
手にとって楽しんでもらえたら嬉しいです。

Hedgehog オンラインショップ
Hedgehog Books and Gallery

 

THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS 出版記念展

新刊の発売と、展覧会開催のお知らせです。

およそ2年ぶりとなる画集「THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS」が、Hedgehog Booksより刊行になります。

前作「LAPIS・MOTION IN THE SILENCE」以降に取り組み始めたこのENDLESSシリーズの根底にあったのは、どこまでも自由に変化する「布」の動き、その不思議な魅力でした。
風に舞う布を見ていると、その予測できない形の変化は、どこまでも終わりがなく、またどこから始まったのかも定かでないように思えてきます。
柔らくて、硬く、重たくて、軽やか。裏返り、ねじれ、そしてまた、何事もなかったように解き放たれる。
その形の不思議や変化を描くことで、そこにある空気や風、重力のようなものまでも表現してみたい、そんな思いで筆をとり、最終的には33点の連作となりました。

この連作を1冊にまとめた画集「THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS」は、前作同様、製本における全ての工程に関わることで、
本という形をした第2の作品として、自分にとっては絵を描くのと同じ意味合いを持って製作したものです。
今回も職人さんたちには随分と無茶をお願いしましたが、おかげさまで個性的な装丁を含め、イメージしていた以上に素晴らしい画集になったと思っています。
今は早く皆さんのお手元に届けたいという思いでいっぱいです。

そして、この画集の刊行を記念した展覧会を、東京と京都の2カ所で開催します。
会場は2年前のLAPIS展の時にもお世話になったほぼ日のTOBICHI2(東京・青山)。再びこの場所で展覧会ができることをとても嬉しく思っています。
そしてその後、僕が代表を務めるHedgehog Books and Gallery(京都)にて巡回展を行います。

会期中は画集の販売、原画の展示はもちろんのこと、新作グッズの販売や会場限定の特典、イベントなども予定しています。
とくに、原画展示の機会はあまり多くありませんので、この機会にぜひ原画を実際に目にしていただけると、作者としては大変嬉しく思います。
みなさまお誘い合わせの上ぜひご来場ください。

 

junaida 「THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS」出版記念展

HOBONICHIのTOBICHI2
 2017年9月7日〜9月18日(会期中無休)11:00~19:00

Hedgehog Books and Gallery
 2017年9月23日〜10月9日(会期中木曜休)13:00~19:00