junaida・PLAYING CARDS

新作プロダクト、「junaida・PLAYING CARDS」をリリースしました。
全54枚のカードもすべて描き下ろしたので、まるでミニサイズの作品集のようなトランプです。
箔押しした特製のボックス入りの豪華な仕様になっています。
Hedgehog店頭、およびオンラインショップで取り扱い中ですのでぜひ。

Hedgehog Books and Gallery
Hedgehog Online Shop-JAPAN
Hedgehog Online Shop-GLOBAL


また、このトランプの発売を記念して、「junaida トランプの原画展(赤と黒)」を、ほぼ日のTOBICHI京都とHedgehog Books and Galleryの2箇所で同時開催します。
赤の絵札(♡♢)の原画はTOBICHI京都に、黒の絵札(♠︎♣︎)の原画はHedgehogで展示されます。
スタンプラリーに参加していただくと、特製のトランプカードをプレゼントさせていただきますので、ぜひ両会場とも足をお運びください。
トランプの原画に加え、TOBICHI京都では「ENOMONO」の原画や「ほぼ日手帳」に使用した絵の原画の展示、Hedgehogでは作品集「I’M ME」の巻頭描き下ろし作品などの展示も行います。
お誘い合わせの上ぜひご来場ください。

「junaida トランプの原画展(赤と黒)」
2017年7月6日〜7月18日(12日はお休み)

|赤の会場 TOBICHI京都 / 12:00−19:00
|黒の会場 Hedgehog Books and Gallery / 13:00−18:00

※大雨の影響により、7月6日の営業を両会場とも見合わせる判断となりました。

 

ENOMONO・Tonko House × junaida

今回、ほぼ日の企画で、TONKO HOUSEの堤大介さんと素敵なコラボレーションをさせていただきました。
ふたりで一枚ずつ絵を描き、その二枚を並べたときに新しい一枚の絵を完成させようという企画でした。
堤さんの作品は「Night by Night」、僕の作品は「Day by Day」、「夜な夜な」と「日々」という意味のタイトルで、
絵が合わさったときには「Night and Day」、「四六時中」とか「いつでも」という意味のタイトルになりました。
世界中のどこかで絵描きたちは昼も夜も絵を描いていて、それはきっとどこかで繋がっているんだ、というイメージで描いた作品です。

今までTONKO HOUSEもjunaidaも、どちらもオリジナルプロダクトを色々と作ってきたという事もあって、
この企画では、ほぼ日が「ENOMONO」というブランドを新たに立ち上げ、この作品を元にした商品も色々と作ってくれました。
ちなみに絵から生まれる「絵のもの」ということで、「ENOMONO」という名前です。

「ENOMONO」では、完成した絵はもちろん、その制作プロセスも色々と商品化していて、とても面白い企画になりました。
初お披露目となったほぼ日主催のイベント「生活のたのしみ展」では、たくさんのお客さんたちに喜んでもらえて、本当に嬉しかったです。
ご来場いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

もう何年も前になりますが、今でもよく覚えているのは、
堤さんとロバート・コンドウさんがトンコハウスとして最初に作った短編作品「ダムキーパー」を初めて見たときの感動です。
まるでスケッチアートのような暖かい手触り感のある絵柄が生き生きと動きまわり、
美しい色彩や光と影で表現される登場人物たちの心の動き、シンプルでありながら胸にくるストーリー、
どれをとっても本当にすごく新鮮で、見ている間ずっと胸がぎゅーっとなっていました。
そういうわけで今回、いろんなご縁が巡り巡って尊敬するアーティストの堤さんとこんな風に一緒に絵を描くことができたのは、
僕にとって本当に光栄な出来事でした。
これまで絵を描き続けてきて本当によかったなあと思うことができた、実に素晴らしい経験になりました。
これからもまた何か面白いことを「ENOMONO」で出来たらいいなあと強く思っています。

TONKO HOUSE
ほぼ日
ENOMONO

IHATOVO・03 原画展


宮澤賢治が物語の舞台として作り上げた架空の理想郷「イーハトーボ」。
本書は宮澤文学の多種多様な童話や詩の世界をjunaidaが描くIHATOVOシリーズの第3巻です。
今回は「詩」の世界を中心に描いた作品が21編収録されています。

そして、この「IHATOVO・03」原画展を、Hedgehog Books and Galleryで開催する事が決定しました。
皆様のご来場、心よりお待ちしております。

 

「IHATOVO・03」原画展
・会場:Hedgehog Books and Gallery
・会期:2017年 10月21日(土)〜 11月5日(日)
・営業時間:13:00〜19:00 ※木曜定休


IHATOVO(イーハトーボ)・03

・著者:junaida
・オールカラー
・56ページ
・ハードカバー
・サイズ:297×220mm
・定価:2600円(税別)
・サンリード刊
・ISBN 978-4914985608

 

収録作品:
青森挽歌 / 阿耨達池幻想曲 / 雨ニモマケズ / ある恋 / 異途への出発永訣の朝 / オホーツク挽歌 / 薤露青 / 風がおもてで呼んでゐる / 火薬と紙幣 /
告別 / 五輪峠 / 宗教風の恋 / 野の師父 / 東岩手火山 / 火祭 / 風景とオルゴール / 冬と銀河ステーシヨン / 報告 / 星めぐりの歌 / わたくしどもは /








 

THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS 出版記念展終了

ほぼ日のTOBICHI②(東京)でスタートし、その後 Hedgehog Books and Gallery(京都)へと続いて開催された「THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS 出版記念展」は、
おかげさまで全ての会期を無事に終えることができました。
日本全国(海外からも)色んな所からたくさんの方々に足を運んでいただき、とてもとても嬉しかったです。本当にどうもありがとうございました。
自分は幸せ者だなあと、毎日の帰り道でしみじみ感じていたのを思い出します。
東京展では、今回もほぼ日やTOBICHIのみんなに色々と助けてもらったり遊んでもらったりで、本当に毎日楽しく過ごさせていただきました。

語りたいことはたくさんありますが、今回特に印象的だったのは、会場で作品を静かに見つめるみなさんの後ろ姿でした。
まるでENDLESSの住人たちのように、絵を観ているみなさんの背中からも風が吹いてくるような気がして、僕自身、何か大事なものをたくさんもらったような気持ちになりました。
作品をご覧いただいたみなさんも、絵を前にしたときに風のようなふわっとした何かを感じてくれたなら、僕はとても嬉しいです。

ご来場いただいたみなさん、ご協力いただいたみなさん、本当にどうもありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

 

・Hobonichi no TOBICHI②
 7/SEP/2017 – 18/SEP/2017











 

・Hedgehog Books and Gallery
 23/SEP/2017 – 9/OCT/2017











THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS


THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS
その変化に 終わりはなく 始まりもなかった

柔らくて、硬く、重たくて、軽やか。
裏返り、ねじれ、そしてまた、何事もなかったように解き放たれる。
風に舞い、予測できない形の変化を繰り返す「布」の動き。
その不思議な魅力を描くことで、そこにある空気や風、重力のようなものまでも表現してみたい、 そんな思いに没頭し、
作画から製本まで約2年間にわたり制作してきた最新作がついに完成しました。


 
 
THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS
著者:junaida
仕様:226×306×15mm:カラー72P:ハードカバー
発行・販売:Hedgehog Books
ISBN 978-4-909295-00-2

表紙にはクッション素材のハードカバーを使用し、フルカラー印刷に対応した特殊なクロス紙を施すことにより、
本を手にした時に布の質感や柔らかさが感じとれる特別な装丁になっています。
手にとって楽しんでもらえたら嬉しいです。

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